31歳ガン漂流

2005年9月1日 読書
録画してた、奥山貴宏さんのガン闘病記がテーマのETV特集を、ようやく見終わった。
正直、面白くなかったので、90分の番組を三回に分けて、なんとか見た。
やっぱり、映像と文章では、伝わってくるものがちがうな。
この人は、文章の方が面白いわ。(当たり前か、ライターなんだし)

つーわけで、surftrip買ったついでに、ようやく、「31歳ガン漂流」購入。
もう、増刷も8版目かよ、すげーな。
作者がこの世にいないってことは、印税はどうなるんでしょう。
このポプラ社とかいう聞いたことも無い出版社がガッポリイッチャウのでしょうか。
まあ、生前にうまく遣り繰りを終えてるとはおもいますが。。
「31歳〜」は読みやすくて、面白い。
ロックじゃねーな、っとか言ってるくせに、実は、テクノばっかじゃないすか聴いてるの(笑)

最近、死んだ人の、生前作品に触れる機会が多いな。
音楽だと、hideのアルバムを、5年ぶりくらいに聴きかえしてる。
当時は理解できなかったインダストリアル系の曲が、今では、キャッチーな”ロケットダイブ”とかよりも、カッコよく思える。
マジで懐かしいな。
hideが急死したときは、中学生だったけど、今でも鮮明に覚えてるな。急に、ファンだったのに、とかいう奴が現れたり(笑)。

あと、生前の作品ってーと、Janisの作品だ。
1970年に、ヘロイン中毒で27歳の若さで死んだ、女性ロックシンガー。(ブルースだ、とも言える。)
まだ、色あせないな。
あの、喉の奥から搾り出してくるような歌声は、ヤバイね。

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